第341話 あなたの経営に主義主張はありますか?

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AIブームです。猫も杓子もAI、AI、AI…。株式市場ではAI関連の銘柄が買われていて、AIバブルとさえ表現するアナリストもいます。
仮にそうだとしたら、いずれバブルははじけます。はじけないまでも、しぼんでしまいます。なぜならば、期待感で買われているからです。
投資家の期待通りにならなかったり、テーマ性がなくなったりすれば、一気にはじけるか、しぼみます。こういった現象を「砂上の楼閣」と表現する方もいます。
さて、マーケットの話ではなく、我々にとって大切なのは、AIをどのように使いこなすか、ということです。
すでに、小説家の中にはAIを使って文章を紡ぎだす方もいます。そういう方が賞を受けたりもしています。日本文学振興会では、そういった作品もノミネートや受賞の対象にしているのですから、それはそれで文句の筋合いはありません。
読者側とすると、何か違和感がありながらも、それが立派な作品であれば、それほど目くじら立てることもないだろうと思います。
なかには「いや、自分自身の力で書くべきだ」などと主張する方もいますが、時代はすでに、AIという道具をどのように使うか、という課題に直面しているのです。ここのところを無視して「自分の力だけで…」などと言っているようでは、時代に取り残されてしまいます。
文章を書く場合、AIに頼らずにゴーストライターに書いてもらう方もいます。あるゴーストライターによれば、ビジネス書の9割はゴーストライターの手によるものだそうです。
例えば、著者が医師、スポーツ選手、弁護士、芸能人、歌手、そして経営コンサルタント…。この様な職業の方々が書く本の9割は、自分の力で書いたものではなく、ゴーストライターが書いたものだというのです。
確かに、文章のプロではない方が書いた本にしては読みやすく、整いすぎているきらいがあります。疑いの目で本を読めば、ますます「疑わしい」と感じることもあります。
ただ、AIの利用と同じで、ゴーストライターが悪いと言っているわけではありません。懸念するのは「その文章が、本当に自分(著者)が主張したかったことなのか」ということです。
ゴーストライターが著者にインタビューをして、それを文章にして書き上げます。インタビューをする時間は、本の内容やページ数にもよりますが、数時間から数十時間だそうです。その程度の時間で、著者の本当に言いたいことが本の中で表現できるでしょうか?
出版社は、売れる本を出したいわけです。売れない本を出版しても儲からないですから。そうすると、著者の主張したいことと書かれていることは、違っている場合があります。
また、本の内容やページ数に対してインタビュー時間が短かったりすれば、ゴーストライターが勝手に創作する場合も考えられます。そうでなければページ数が埋まらないからです。
そうすると、その本は売るための本であって、著者の主義主張を表した本ではないということになります。そんな本を読んでも納得感もありませんし、心に刺さることもありません。
ただし、中には著者にべったり張り付いて、著者の考えを徹底的に理解したうえで書くゴーストライターもいます。これも事実です。
当社は、本を4冊出版しています。2冊は250ページ超の厚い本(エベレスト出版社)。もう2冊は74ページの薄い本(日本コンサルティング推進機構。ちなみに、本の定義は50ページ以上です)。
これらの本は、AIを使うこともゴーストライターを使うこともなく、自分自身の力で書いた本です。それを誇らしく思っているということではなく、自分の主義主張を本の中で語っているということです。忖度も何もありません。両出版社は、そのような本を出版する稀有な出版社です。
当社の本は、個性とか主義主張が強く出ていますので、もしかしたら読者を選んでいるかもしれません。しかし、そうであっても、お伝えしなければならないことはお伝えするという心構えで書いています。
批判があるのは当然です。考え方に違いのある方が読めば、怒り出すこともあります。しかし、それが当社の考え方であり、コンサルティングの本質とも言えます。
AIに手伝ってもらうのもいいでしょう。ゴーストライターに書いてもらうのもいいと思います。問題は、その文章に責任を持てるかどうかです。そして、主義主張がなければ、その内容はブレブレになってしまい、何の役にも立たない本になってしまうということです。
経営も同じことです。大企業の顔色をうかがい、コバンザメや風見鶏のような下請け経営を行うか、それとも大企業に依存しない独立中小企業になるか、どちらがいいですか、という問いかけなのです。決して、下請けがいけないと言っているのではありません。ただ、そこに主義主張はありますか、と言っているのです。
当社は、ショールーム営業を通じて、独立中小企業になるためのお手伝いをしています。



