第59話 こんな世の中に誰がした!?

 以前から当社と取引があり、このコロナ禍でも業績はまずまずといった会社があります。その会社の社長に連れられてある寿司屋に入った時の、社長とその店のご主人との会話です。

「やあ大将!久しぶり、元気?」

「あ~○○社長!お久しぶりです」

「駅前の店、閉まっていたけどどうしたの?」

「ええ、実はお客さんが全然いないんです。やってられないですよ。それで閉めちゃいました」

 今、こんな飲食店が増えています。連れて行ってもらった寿司屋さんは、庶民が利用するような非常にリーズナブルな価格で、駅前と街の繁華街に店を持っていました。ところがこのコロナ禍で売り上げが急落。とうとう駅前の店を閉めてしまったのです。しかしこのような状況の飲食店はこの寿司屋さんだけではなく、街のあちこちで見かけるようになりました。

 外国人はおろか日本人もいない。客がいないんだから閉めるしかない。もう持たない

 コロナ対策をして営業しているけど、これ以上対策をしろと言われても何をどうすればいいかわからない

 持続化給付金をもらっても、家賃の2か月分にしかならない。焼け石に水

 なんでこんな世の中になっちゃったんだろう?俺、何にも悪いことしてないんだけど

 こう嘆く飲食店のオーナーは大勢います。それではどうしたらいいのか?特に秘策があるわけでもなく、手を尽くしたという方もいらっしゃるでしょう。しかし、愚痴を言っても事態が改善するわけでもありません。今考えられること、やれることを全力で必死にやっていくしかありません。

 世の中のしくみが大きく変化したとき、例えば、明治維新や太平洋戦争終戦直後などは、新しいビジネスのチャンスがたくさんあり、それで大成功した人がたくさんいました。三菱のような会社は、明治維新が起きなければ誕生していなかったでしょう。今回もこのコロナ禍をピンチと捉えるのではなく、チャンスととらえる人が成功するのです。そしてそれを手助けするのがコンサルタントです。ダイナミックコンサルタントは尖ったコンテンツを持っています。他にはない独自のコンテンツです。それを活かして新しいビジネスを考えるのです。

 確かに資金的には苦しいかもしれません。しかし、何もせず手をこまねいているだけではこの先生きる道がありません。何もせず、ただコロナが収まるのを待つだけのような方がいらっしゃいましたら、行き詰まる前に当社にご一報ください。銀行の借金を帳消しにできるノウハウを持ったコンサルタントをご紹介します。

注意:当社のビジネスやコンサルティングとは全く無関係ではありますが、文章の流れ上このような話になっております。このような方は、たいていは切羽詰まって弁護士や税理士、銀行などに相談に行かれると思いますが、これは間違いです。切羽詰まる前に、銀行交渉の専門コンサルタントを頼るべきです。

 話がおかしな方向へ行ってしまいましたが、とにかく現状から脱出するには自分一人の力ではできません。専門のノウハウを持ったコンサルタントを使わなければ絶対無理です。巣ごもり需要のある業界業種を除いてほとんどの企業が窮地に陥っています。これまでOEM受託製造や下請け受注に頼っていたビジネスモデルの企業は、自分で開発し販売する能力を持っていません。受注先企業から発注が絞られた場合、生き残る力がありません。カゴの中の飛べない鳥がご主人様からエサをもらえなくなったのと同じです。

 このような受け身のビジネスの企業は、独立企業として生きていくためにビジネスモデルの変換が必要です。よい製品を生産する能力を持っているにもかかわらず、販売する能力を持っていなかったため消えていった企業は数知れず。景気のいい時代ならそれで生きていけますが、一転景気が後退した場合このような企業は市場から退場です。そうならないために早めに手を打つことをお勧めします。

 当社の「ショールーム営業」は、そのような経営者の皆さんの期待に応えられるコンサルティングです。また、企業はチームでなければなりません。コミュニケーション組織を構築し、チームワークを発揮させるための「コーポレートガバナンス導入コンサルティング」もアドバンストコースとしてご用意しています。

「こんな世の中に誰がした!?」と嘆いていても誰も助けてくれません。今こそ行動すべき時です。

 

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