第284話 覚悟のある人は夢を実現し、ない人は現状に甘んじ衰退する



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「社長、夢を実現するために、チャレンジする勇気と覚悟はありますか?」

 これは当社がセミナーの最後に、参加者の皆さんにお聞きする質問です。

 出張セミナーであっても東京での公開セミナーであっても、対面の場合は必ず聞くようにしています。当社のセミナーに参加した経営者の方の中で、どれだけの方が覚悟を持っているのか、感覚的にデータを取りたいからです。

 冒頭のような質問をすると、大抵の方は「もちろんチャレンジしますよ。勇気も覚悟もありますよ!」とお答えになります。しかし、これがどうも怪しいのです。

 もちろん本気でチャレンジしようとしている方が多数ですが、2割くらいは勢いで答えているようです。そう答えなければ、恥ずかしいとでも思っているのでしょう。経営者として勇気も覚悟もないなんて…、とみられるのが嫌で、そう答えているのでしょう。

 当社としては、そのような強がりを言っていただく必要はないのですが、経営者として弱気な発言をするのは許せないのでしょう。

 それでは、具体的にどのようなチャレンジをするのか、ということです。もちろん「ショールーム革新経営コンサルタント」の話を聞きに来ているのですから、ショールーム・モデルハウス・展示会を使った営業戦略の革新や、組織戦略の革新を狙ったチャレンジということになります。

 これは現状だけの話ではなく、自分の後継者に向けての革新も含みます。とにかく現状を早く変えたいと願っている経営者の方ばかりでなく、将来息子に会社を譲りたいが、その準備をしておきたいと願っている方もいます。

 今、下請けやOEM受託製造をしているが、受け身のビジネスから脱却し、価格の決定権を持ちたいという製造業の方。このような方は、ショールームや展示会に新規見込み客を集客し、知名度・認知度を上げて、将来の売り上げアップにつなげたい方です。

 他にも、事業は順調であるが、今のやり方を息子が同じようにやれるとは限らない。そこで息子に渡す前に、少しずつやり方を変えていきたいと願う方。このような方は、営業戦略だけでなく、チームとかチームワークづくりといった組織戦略まで見据えている方です。当然、世代が変われば周りのブレーンも変わってくるからです。

 さて、本当にチャレンジする勇気と覚悟がある方と、本当はないけれども、とりあえず「ある」と答えた方では、その後の行動に違いが現れます。本当に「ある」方は、全てではありませんが、当社の個別相談に申し込んできます。そしてコンサルティングを申し込みます。

 一方、本当はないけれども、とりあえず「ある」と答えた方は、コンサルティング料金を気にします。このような方は、セミナーの質疑の時間に、必ずコンサルティング料金について質問をします。もしくはアンケートに「料金が気になる」と記入します。

 逆に言えば、本当に勇気と覚悟がある方は、コンサル料金について質問しません。コンサル料金が高いとか安いとか、気にしていないということです。なぜならば、現状を変えようとか、将来に備えようとか本気で考えているからです。それが可能になれば、コンサル料金など取るに足らない金額だからです。

 こうしてみると、当社のセミナーに参加される経営者の方で、本気でチャレンジしようとしている方は、全員ではないということです。そうですね、8割くらいでしょうか。

 また、当社のセミナーをお聞きになって、それを参考にご自分でチャレンジされる方もいるでしょうから、もっと多いかもしれません。しかし残念ながら、全員ではないということです。

 チャレンジするかしないかは、その本人次第ですので、当社がとやかく言うことはありません。しかし、チャレンジしなければ会社は発展しません。そればかりか、少しずつ衰退していくことになります。

 現状に甘んじて「ゆでガエル」状態になってしまえば、周りの変化に気付かず、気付いた時には「時すでに遅し」ということになりかねません。

 チャレンジして失敗することもあるでしょう。成功よりも失敗の方が、圧倒的に多いかもしれません。しかし、成功するためにはチャレンジするしかありません。

 このような理屈は、ごく当然の話です。しかし、皆さん忘れているのです。勇気と覚悟を持てないのです。いざチャレンジしようとすると、足がすくんでしまうのです。

 ごく当たり前の話をしていますが、これが現実です。チャレンジした人と、しなかった人の差は、3年後、5年後、10年後にはっきりと表れます。

 あなたはチャレンジして成功への道を歩きますか。それとも現状に甘んじて衰退への道を歩みますか?

 


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