第202話 ビジネスで成功するために、経営者が心得ておくべき「ダメな経営者3大条件」



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 今、判断・決断できない経営者が増えていると聞きます。特に二代目、三代目経営者に多いようです。統計的な資料はありませんので感覚的なものでしょうが、そういえば当社もそのような経験があります。

「判断・決断できないなんて、経営者としてどうなの?」と、お思いになるでしょうが、実際にそのような経営者の方がいますので仕方ありません。ほかにも、しくみを作れない経営者、ショールームを回せない経営者の方です。

 当社では、これらを「ダメな経営者の3大条件」と呼んでいます。逆に言えば、これらの逆、すなわち判断・決断をして、しくみを作って、ショールームが回せることができれば成功へ近づくと言えます。実例でお話ししましょう。

 ●判断・決断できない経営者は、社員にアンケートを取って経営戦略を決めたという例です。

「社員に対して、経営戦略に関するアンケートを取るなんてナンセンス」。そう思う方は多いでしょうね。この経営者の方は自分の決定に自信がないのでしょうね。社員の顔色ばかり窺っています。

 経営戦略を立案して実行に移せるのは、経営者である社長しかいません。いや、社長以外してはいけません。なぜなら、社長が一番会社のことを分かっているからです。

 社員の人は自分の立場でしか考えません。会社の構造的な問題や課題を理解しているわけではないのです。その社員に経営戦略のアンケートを取るのがいかに馬鹿げているかお分かりでしょう。

 ●しくみを作らない経営者は、しくみとは何かを理解していない例です。

「ウチにはしくみはある。だけど社員がそのしくみを使えない。だからノルマを課してハッパをかけている」。このように話す経営者の方がいます。この方はしくみとは何かを理解していません。

 しくみがあるとは、社長がいなくても会社が回っている状態を言います。したがって、ノルマを課してハッパをかけなければ動かないようであれば、そこのはしくみはないのです。

 この会社が発展するには、経営者である社長がしくみとは何かを理解して、会社にしくみを導入することが不可欠です。今のままでは会社は発展しませんし、社長も社員も疲れ果ててしまうでしょう。

 ●ショールームを回せない経営者がいます。ショールームを活用できれば儲かることは分かっていても、回し方を知らないために儲けそこなっています。

 ショールームの活用の仕方、回し方は、企業それぞれに合ったやり方があります。やり方を間違えると効果は望めません。それなのに自己流で間違えたやり方をしたり、社員まかせにしてしまったりして、まるで頓珍漢な活用の仕方をしています。

 典型的なのが、多くのお客様を集客しようとして、飲み・食い、景品を大量に準備することです。これでは本物の見込み客は集客できないばかりか、コストばかり掛かった挙句、売り上げにも利益にもならず社員は疲れ果ててしまいます。

「このやり方はダメですよ。飲み・食い、景品は集客に使うものではないですよ!」と、口が酸っぱくなるほど言い続けていますが、まだまだ当社の声が小さいようです。ここは反省しなければなりません。

 経営者が判断・決断し、しくみを作り、ショールームを回す。これができればあなたの会社は発展するでしょう。これが成功への3大条件です。あなたはできていますか?

 


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