第331話 社員のフェーズが上がれば会社は成長する



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「うわ~、こりゃひどい」

 ある会議室を借りてセミナーを開催したときのことです。受付開始時間前に会場入りし、セミナーの準備をします。資料を机の上に配布、セミナー受付の表示板を出す、ペットボトルのお茶を用意、ホワイトボードに本日のメニューを記載。こんなことです。

 いつもの会場で、いつものことですので、それほど時間がかかるわけではありません。しかし、慌てるのが嫌なのと、何かトラブルがあった時に困らないように、少し早めに会場入りします。

 ある日のセミナーで、早めに会場入りしてよかったと思うような出来事がありましたのでご紹介します。

 どんなひどいことだったのかと言うと、椅子の上にツマようじが落ちている、椅子が埃で汚い、机も汚れている、ホワイトボードがきれいに拭いていない、ペットボトルの保温庫の扉があきっぱなしになっていて中のお茶がぬるい…。

 多数の方が使用する会議室で、普段は無人なため仕方ない部分はありますが「使い終わったら、あとに使う人のことを考えたらどお?」と言いたくなるような有様。

 さすがにこれで、お客様を迎えるわけにはいきませんので、一通り掃除をして気持ちよくセミナーを行った次第です。

 セミナー会場はコンサルタント専用です。あるコンサルタントのグループに所属しているコンサルタントしか利用することができません。ネット上の予約表に予約者の会社名が記載されているため、いつ、だれが予約をしたかがわかります。犯人探しをするつもりはありませんが「あ~、この人か…」と見当がつくわけです。

 コンサルタント仲間にも変わった人はいます。そもそもコンサルタントになる人は変わった人が多いと言われますが。嫌味を言う人、皮肉を言う人、突然怒り出す人などなど。

 コンサルタントは人間性よりもコンテンツだという方がいますが、当社はそうは思いません。もちろん、コンテンツが弱いようではコンサルタントとしてはどうかと思いますが、たくさん売り上げを上げている方の中には、どうにも人間性を疑うような方もいます。

 コンサルタントにしても商売ですので、お客様に寄り添ったコンサルティングができなければなりません。コンテンツを教えて「ハイ終わり」ではいけないのです。

 コンサルタントに求められているのは、コンテンツの良さもさることながら、世の中にどのように役に立てるのか、お客様にどのような価値を提供するのかという、商売としての根源の良さです。これを磨かなければ一流とは言えません。

 そういう意味で、セミナー会場を汚れたまま退室するというのは、一流のコンサルタントではないということです。

 翻って、皆さんの会社です。当社では、セミナーやコンサルティングの場で「会社のフェーズを上げてください」とお話ししています。

 フェーズとは、進行状況における段階とか局面という意味です。したがって、皆さんの会社が成長の進行状況における段階がどのあたりにあるか、といった意味になります。上を見ればきりがないでしょうが、自社がどのあたりにいるかということは意識した方がいいです。

 なぜ会社のフェーズを上げなければならないのか? その理由は、フェーズを上げずに売り上げだけ上げても、それは膨張だからです。膨張がなぜいけないのか? 膨張はいずれしぼんでしまうか、破裂してしまうからです。

 またフェーズを上げなければ、堂々巡りのように低レベルの問題が次々にやってくるからです。その問題解決のために、社長は東奔西走しなければなりません。これでは経営どころではありません。

 会社のフェーズを上げるとは、すなわち社員のフェーズを上げることです。社員のフェーズを上げるためには、社員が自律的に行動できなければなりません。社員が自律的に行動するには「しくみ」が必要です。そのしくみを作るのが社長です。

 前段のセミナー会場の例をとっていえば、次に使用する人のことを考えて、会場をきれいにしておくといったことは当たり前のことです。しくみ以前の問題です。

 スポーツの世界では、ロッカールームを「来た時よりもきれいにして帰る」といったことが言われます。これは民族性とも日本人の美徳とも言えますが、フェーズ(民度)が高い位置にあるといっても過言ではありません。しくみがなくてもそれができるのですから、世界から称賛されるのは当然かもしれません。

 冒頭の例でいえば、たかがセミナー会場にすぎないかもしれませんが、稼いでいるコンサルタントであればあるほど、後のことを考えられる人であってほしいと思います。しくみがなくても、です。

 皆さんの会社の社員の方はどうですか。フェーズは上がっていますか?

 

 


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