第249話 ショールームで儲けている人が本を買い、セミナーに参加し、コンサルティングを依頼する
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「細井さんのクライアントは、どんな業種が多いんですか?」
これはコンサルティングビジネスとは無関係な人たち(例えば友人とか、同級生とか近所の人とか)と雑談している最中に、よく聞かれる質問です。
ビジネスと関係のない人たちとの何気ない会話ですので、大体適当に「そうですね、製造業とか建設業とかです」などと答えています。適当と言っても、いい加減な返答ではありません。本当にそうだからです。
しかし、ビジネスと密接に関係のある方(例えばセミナー参加者の方とか、クライアントの方とか)であれば、答えはもう少し詳しく丁寧になります。
その答えは「ショールームや展示会を活用して、もっと儲けたいと思っている中小企業の経営者の方」とか「物置になってしまったショールームを復活させて、儲かるスペースに作り替えたいと思っている中小企業の経営者」とかです。
そうです、業種とか業態とか業界では、くくっていません。ましてや商圏とかは無関係です。しいて言えば日本全国が商圏です。
それでは何でくくっているかと言えば「願望」です。ショールームや展示会で儲けたい、事業を発展させたい、会社を大きくしたい…。そんな願望を持った経営者の方がクライアントです。
なぜ、そのような方がクライアントになるかと言えば、そのような方は意欲を持っているからです。「もっと儲けたい」という意欲です。
この意欲を持っているということが重要で、意欲を持っているから当社の本を買い、セミナーに参加し、コンサルティングを依頼するのです。すなわちノウハウに投資をしているのです。
一方、意欲のない方は何もしません。本は読まないし、セミナーに参加もしないし、ましてやコンサルティングを依頼することもありません。
このような方は「そんな事しなくてもいい」というのが口癖です。つまり言い訳をしています。もしくは間違った勉強をしている人です。
「そんな事しなくてもいい」の言葉の裏には「努力したくない」「楽をして儲けたい」といった情けない感情があります。努力したくないとか、楽をして儲けたいということを社員の前では言えないため「そんな事…」という言葉で置き換えているだけです。
また勉強が好きな方も同じです。経営者の勉強とは、売上・利益を上げ、会社を発展させるための知恵を身に付け、それを実践することにあります。しかし何を勘違いしているのか、ビジネススクールで学ぶような理論を一生懸命に勉強しています。それで資格を取ったり、社会人の通う大学で学位を取ったりしています。それが何の役にも立たないことを知らずに。
このような方は、当然、会社を発展させることはできません。ビジネスの実務において、何も努力をしていないからです。
一方、意欲のある方は、もっと儲けようとして努力するわけですので会社は発展します。本を読み、セミナーに参加し、コンサルティングを依頼します。それが会社発展の近道だということを知っているからです。
事実、当社のクライアントは儲かっている会社が多いです。ショールームをうまく活用している会社ばかりです。
しかし、クライアント自身はそう思っていません。「もっとうまく活用できるはずだ」「もっと効率よく儲けるためにはどうすれば良いだろう」「本当にこのショールームでいいんだろうか?」
「いま儲かっているのだから、それでいい」とは思っていません。本を読み、セミナーに参加し、コンサルティングを依頼するのは将来のためです。次の一手を打つため、その布石を打つためです。だから増々、会社が発展するのです。そうでない会社は、今はいいかもしれませんが、将来はじり貧になるでしょう。経営者であれば、将来のための次の一手を打つべきです。
あなたは現状に満足していませんか? 努力したくないことを「そんな事しなくてもいい」と言っていませんか?