第214話 ショールーム革新の本当の意味
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「先生、『ショールーム革新経営コンサルタント』の、ショールーム革新ってどういう意味ですか?」
先日、公開セミナーを行いまして、その最後、質疑の時間に、ご参加いただいた社長からこう質問されました。書籍とかホームページで「ショールーム革新経営コンサルタント」と、このような肩書で紹介されているからです。
また「ショールーム営業だから、ショールーム営業コンサルタントじゃないの? 名刺にはそう書いてありますけど…」と言われることもあります。確かに、名刺の裏にはそう書いてあります。それはそうなのですが、ここには少し理由があります。
ショールーム営業というのは、ショールームを活用した営業で売上・利益を上げていきましょうという意味で使っています。お客さまや同業のコンサルタントの方たちと名刺交換をするときは、わずかな時間で当社のコンサルティングを理解してもらう必要があります。したがって、より理解しやすいように、説明しやすいようにしているのです。
一方、ショールーム革新経営コンサルタントというのは、もう少し深い意味があります。それは、これまでのショールームの概念を広げたうえで、ショールームの在り方や集客のしかた、商談のしかた、固定客の作り方を変えていこうという意志があります。
これまではショールームと言えば「ハコ(建物)」「モノ(製品)」をイメージしていましたし、集客は「飲食サービス、景品」をバラ撒いていました。
そうではなく、これからは「借用型」や「展示会型」のように、ショールームを所有しない持ち方もありますよ、ということです。要は、ショールームはイベントをやる場所ではなく商談する場所ですから、商談ができれば、そこはどこでもショールームになりますよと言っているのです。
また飲食サービスや景品をバラ撒いて集客するのではなく、「絞り込み営業」と「個別チラシ」を使って本物の見込み客のみを集客しましょうと言っています。飲食サービスや景品で集客しても、違う人が集まりますので、売り上げにも利益にもなりません。お金をかけて売り上げにならないのですから、儲かるはずがありません。
商談にしても、これまではイベントに集客しただけて終わってしまい、商談が抜けていました。これでは売れるものも売れません。そうではなく「三種の仕掛け」をしかけてより確実に売り上げにつなげましょうと言っているのです。
説明しだすときりがないのですが、書籍やホームページをご覧いただく方は、それなりにじっくりと読んで見ていただけていることを前提に、このように「ショールーム革新…」と表現しているのです。
これまではショールーム自体や集客、展示品にお金をかけていました。そうではなく、お金をかけないでもショールームは持てるし、集客も契約もできますよと言っています。こういったことすべてが革新なのです。
さらに「経営」としているのは、ただ単にショールームを活用すればいいのではなく、そこには経営上の営業的戦略、組織的な戦略が必要ですよと言っているのです。これらを合わせて「ショールーム革新経営コンサルタント」です。
何か少しややこしい話になってしまいましたが、先日のセミナーで質問がありましたので、これは皆さんにも知っていていただいた方がいいだろうと思って今回はコラムに書きました。
当社は、ただ単にショールームを活用するだけのコンサルタントではありません。営業戦略、組織戦略を持ち合わせたコンサルタントであるとご理解ください。
これまでの慣習や概念にとらわれて、チャンスを逃している経営者の方もいるでしょう。ビジネスにはショールームが不可欠です。資金力にとぼしい中小企業経営者の方のための「ショールーム革新」です。