第14話 イメージづくりの大切さ 2019/12/31
ヤマト運送と聞いて皆さん何を連想しますか?親猫が子猫をくわえたあのマークですか?私はそのマークを含めていろいろ思い浮かべました。先日、あるクライアントの会社に向かう途中、事前によく調ておいたにもかかわらず道が分からなくなってしまいました。カーナビを使ってその会社の近くまでは来ているのですが、道が入り組んでいるせいかカーナビソフトが古いせいかどうしてもたどり着けません。仕方ないので通りすがりの人に道を聞いたのですが、その人が言うには「この道をしばらく行くと左側にヤマト運送が見えるので、その角を左に曲がればすぐにわかりますよ」とおしえてくれたのです。
そこで私は「ヤマト、ヤマト・・・」とつぶやきながら車を走らせたのですが一向にヤマト運送が見えてきません。ヤマトなら例の猫のマークだからすぐにわかるはずなのに、ないなーと。おしえてくれた人のところからずいぶん走ったので、こりゃあおかしいと思い、わき道に入りながら目指す会社を探しましたが見つかりません。次第に約束の時間が迫ってきてだんだん焦りだします。こりゃあクライアントに電話して聞いたほうが間違いないなと思いながら、元来た道を戻りながら走っていると、あっ!ありました、ヤマト運送が。しかしそれは私がイメージしていた大手運送会社でも、親猫が子猫をくわえたマークでもなく、ごく普通の運送会社でした。そしてこの会社の看板を見て誤解が解けました。この会社は「送」であり、私がイメージした会社は「輸」だったのです。なんだか間違い探しだなあとと思いながらも、自分の勝手な思い込みでコンサルティングに遅刻しそうになったことを反省しました。
大企業などはイメージづくりのためにロゴマークやジングル、コーポレートカラーなど広告・宣伝に大金をつぎ込みます。いろいろな媒体を使って自社の良いイメージを顧客に刷り込んでいきます。運送会社で「ヤマト」と聞けば誰でも猫のマークを思い浮かべるでしょう。それは長い時間と大きなお金をかけてイメージを刷り込んだ成果なのです。それは安全と安心を担保していると言えます。
中小企業の場合、大金をつぎ込むわけにはいかないでしょうが、そうであってもイメージづくりは大切です。やはり企業規模や売り上げに応じた広告宣伝費は予算に計上すべきです。広く世間一般に知ってもらわなくても、自社が属する業界や地域には通用するように知名度を上げていきたいものです。
皆さんの会社はショールームをお持ちですか?そしてそのショールームは他社と差別化できていますか?活用することで知名度をあげられていますか?差別化するのも活用するのも知名度を上げるのも、ただやみくもに営業していては効果がありません。売上・利益の向上に効果があるショールーム営業のしくみがあるのです。
バファローコンサルティングはショールーム営業のしくみを貴社に導入します。大企業のようにイメージづくりのために大金をつぎ込むことはではなく、一貫した主義主張で皆さんのお役に立ちたいと考えています。当社は多くのコンサルティングメニューを持っていませんが、ショールーム営業のしくみづくりには自信があります。いつか貴社のお役に立ちたいと考えています。