第13話 ダイナミックコンサルタントとは 2019/12/24

皆さん自分の職業を他人から聞かれて困ったことはありませんか?会社の社長であれば、例えば「○○会社の社長です。××を製造する会社です」と答えれば相手は大体のイメージはつかめますよね。もしくは「税理士です」とか、「弁護士です」とか答えれば専門的で知的な職業だと理解できます。

ところが「コンサルタントです」と答えるとほぼ100%「何のコンサルタントですか?」と聞かれます。先日も同じ質問を受けたので、心の中で「あ~またか、面倒くさいな」と思いつつ、「一口に言うと経営コンサルタントです」と答えました。そこからまた、どんな経営コンサルタントですか?と続いていくのが厄介で、この手の質問にはほとほと閉口しています。そこで何かいい答え方はないかと思い悩むのですが、なかなかいいアイデアが浮かびません。

その辺のおじさんと会話するなら適当にごまかしておけば済むかもしれませんが、何かの会議とか勉強会とかパーティーとか公式的な場所での会話になると、もしかしたらビジネスにつながるかもしれないと思い、何とか端的にうまく表現できないものかと考えるわけです。そこで名刺の出番となるわけですが、名刺1枚で自分の職業を完全に言い表すことはコンサルタントの場合非常に難しいです。したがってどうしても口頭で捕捉する必要が出てくるのです。

私は会社員時代、コンサルタントほど役に立たない職業はないと思っていました。自分の中では胡散臭い職業の第1位だったのです。その自分がまさかコンサルタントに転身するとは当時夢にも思わなかったのですが、当時も今もどういう職業なのか言い表せていないでいるのです。これには本当に困っています。コンサルタントを使い慣れている方なら、少し説明すればわかってもらえるのですが、そうではない一般の人やコンサルタントと無縁な会社の経営者に話してもなかなか分かってもらえません。

先日質問してきた方も会社の社長だったのですが、「営業系のコンサルタントです」と答えると、「じゃあ商工会議所に顔を売って講師をやるんですね。でも競争が激しく厳しいんですよね」と思いやられました。「いや違うんですけど・・・」と言いかけて、これ以上続けると余計訳が分からなくなりそうだったので、「そうですね」といい加減な返事をしてこの会話を終了させました。

しかしなぜコンサルタントと聞くと商工会議所とか講師とかになるのでしょう?それが一般的なイメージだからでしょう。ところがこういった人たちは正確に言うとコンサルタントではありません。セミナー講師です。コンサルタントというのは、「独自のノウハウを持ちそれを体系化しクライアントにしくみとして導入する人」のことを言います。もちろん従来の困りごと相談のような人もコンサルタントでしょうが、我々はそこは明確に区別しています。

我々バファローコンサルティングは、「クライアントに儲かるしくみを導入するダイナミックコンサルタント」です。いつかこのダイナミックコンサルタントという言葉が一般的になって、しかもショールーム営業コンサルタントといえば「あ~なるほど!」と理解してもらえる日が来ることを目標に頑張っていきたいです。

ダイナミックコンサルタントもショールーム営業コンサルタントもまだまだ認知度は低いです。タレントのようなコンサルタントではありませんので一般の人にはなじみはないでしょうが、せめてコンサルティング業界では通用するようにしていきます。がんばるぞ!!

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