第40話 成長し続ける会社の条件

「いろいろな要素が複雑に絡まっているので、条件と言われても答えるのは難しいです」 そう答えたのは、ショールーム営業に興味を持ち、当社のセミナーにお越しになった中小企業の社長です。

 当社のセミナーで「成長する会社の条件とは何か?」と問いかけをすることがあるのですが、多くの参加者がこの社長のように「1つじゃない」とか「これだ!と言えるものはない」という風にお答えになります。実は、問いかける側もその通りだと思っています。なぜならそれは、会社のステージや時代によって異なるからです。

 設立間もない会社であれば、社長個人の能力であったり、人間的な魅力であったりします。会社がある程度大きくなってくると、しくみが必要になってきます。ところが中小企業の場合、社長のうつわ以上に会社は大きくならない、成長しないと言われています。これは言い代えれば、社長の能力に依存しているということです。社長が会社を1週間留守にしたら、決裁書類が机の上に山積みになっていたということはありませんか?

 社員が育たない、参謀にふさわしい人材がいないと、嘆きの声を聴くことはありますが、なぜそうなのか合理的な分析話を聞いたことがありません。社員教育や幹部教育と称して社員をセミナーや勉強会に参加させる。そのこと自体は間違ってはいないのですが、その社員が本当にその教育を望んでいるのか、また、その教育の内容やレベルがその社員とマッチしているか、といったことは考えずに参加させていませんか?「こんなに金をかけたにも関わらず少しも成長していない」という嘆きは、社員と教育プログラムのミスマッチに気が付いていないために出る言葉です。

 会社を成長させるのは人です。人に対する教育は大切なものですが、誰にどのような教育を受けさせるのか、よく考えずに機械的に振り分けられている現実があります。

 ところで、会社が成長する条件であれば、会社のステージや時代によって異なりますが、成長し続ける条件であれば、必ず必要となるものがあります。それは目に見えないもの・・・ノウハウへの投資です。

 人は目に見えないもの、形のないものに対してお金を使うということに無関心であったり、恐怖心を持っていたりします。目に見えておらず実態が分からないから、ということがその理由です。「目に見えてはいないが社員教育はしているぞ」という声が聞こえてきそうです。しかしこの場合、社員という実態があり、その人たちが実際に教育の会場に行き、レポートを提出するということでは目に見えています。

 ところが、何でも屋コンサルタントが行っているコンサルティングになると、いったい何をしてくれるのか、それによって何が改善されるのか、よくわかりません。「そんなものに金が出せるか!」ということになってしまします。要するに実態がないのです。

 そこでダイナミックコンサルタントの出番ということになるのですが、ダイナミックコンサルタントは、できる限りクライアントの目に見える形でコンテンツを提供し効果をお伝えしています。それはクライアントに対し、目に見えないものに投資をするという恐怖心を取り除くためです。コンテンツはパッケージ化されていて、いつまでもだらだらとクライアントに張り付いているようなことはありません。また、コンサル料も明記されていて追加の料金は発生しません。コンサルタントとクライアントは常にフェアな関係にあるのです。

 成長する会社の条件は、会社のステージや時代によって変化してきますが、成長し続ける条件ということであれば、目に見えないノウハウに投資ができる、ということになります。なぜなら、ノウハウへ投資することにより成長のためのスピードを速め、それにより時代の変化に対応することができるからです。それは、これまでの当社の経験から、明確に間違いないと断言できます。

 営業力があるとか、技術が優れているとか、人脈があるとか、そういったことも当然必要でしょう。しかし、それよりもっと大切なことはノウハウへの投資です。そして、リスクを取ってチャレンジする勇気と覚悟もそこには必要です。

 成長し続けたい企業の経営者の方は、まずこのことを考えてみてください。ダイナミックコンサルタントは、皆さんの恐怖心を取り除く手段を持っています。