第2話 現状を変える時のお金の使い方 2019/10/8

「これでも今年は昨年よりまだましなんですよ」とあるブドウ農園のオーナーの嘆きの言葉です。昨年も今年もブドウが不作で、売り上げが大きく減少しそうな状況に空を見上げての嘆き節です。

7月の長雨、8月の猛暑と台風襲来でブドウの成育に悪影響を及ぼしたのです。続けて、「来年は何か対策を考えないと・・・」どんな対策かといえば、要は露地栽培からハウス栽培に変えるということ。実施すればずいぶんなお金が必要でしょう。

ところでこのハウス栽培に変えるためのお金は費用か投資か、どちらだと思いますか?金額的には当然投資という会計処理になるのでしょうが、私が問うているのは意識の問題です。

費用と考えればなるべく安くあげようと思うだろうし、投資と考えればきちんとした設備でより良いブドウを作ろうと思うだろうし。要するに費用と考える人と投資と考える人では、将来の成果に大きく差が出るということです。

費用と考える人はケチって結局現状を変えられず、逆に投資と考える人は大きな成果を得ることで事業が発展する。そうであれば投資と考えるべきですよね。ところが人はこういった場合、どうしても費用と考えがちなんです。支出の痛みを感じるのでしょう。

コンサルタントを使う場合も同じです。費用と考えてケチって、安いが自社に合うか合わないかわからないコンサルタントにお金を払って現状を変えられない。逆に投資と考え自社に合ったコンサルタントを探し出し、売上・利益向上のしくみを導入する。どのように考えるかもう答えは出ていますよね。

貴社はぜひ投資と考え自社に合ったコンサルタントを探し出してください。独自性を持った特徴あるコンサルタントが増えています。必ず見つかるはずです。貴社の将来を変えられるダイナミックコンサルタントに投資することをお勧めします。

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